2019.07.19
DIB-副鼻腔炎治療用カテーテル、いわゆるヤミックカテーテルを導入いたしました。
抗菌薬の内服を回避したい妊婦さん等の急性副鼻腔炎治療や鼻茸のない慢性副鼻腔炎の治療に有効です。
手術を回避できた症例もあります。
鼻の穴の入り口と奥を風船で密閉し、吸引することで副鼻腔にたまった膿を吸引します。
その後で抗菌薬をいれた水を注入し、洗浄していきます。
保険診療では、1か月間に3回まで施行できます。
短期間で連続して行いたい方は、月初ですと連続でも3回までしかできないことがあります。
中旬から下旬にかけてカテーテル治療を行うと数日おきに連続6回できる場合があります。
注)鼻中隔穿孔がある方は施行できませんのでご注意ください。
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